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前中西遺跡 [発掘調査]

調査区内で、噴砂の跡が確認されています。
噴砂とは、地震に伴う液状化現象の痕跡で、河川や洪水で運ばれた砂の上に粘土層等が堆積している場合に起こりやすく、地面の亀裂から下層の砂が噴出する現象です。
今回確認された噴砂の時期は、「類聚国史」「日本三代実録」に、弘仁9年(818)と元慶2年(878)に関東地方に大地震が発生したとの記録が残っていること、熊谷市から群馬県前橋市にかけての利根川流域における発掘調査で確認されている噴砂例から、9世紀代の平安時代のものである可能性が推定されます。

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