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源宗寺本堂保存修理事業「仏像移動行事」【源宗寺本堂(熊谷市平戸) 2020.12.23撮影】


 熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像(平戸の大仏)」が安置されている源宗寺本堂は、建物全体における老朽化が進み、仏像の保存にも支障が生じることが懸念されてきました。こうした事態に対応すべく熊谷市では、平成29年に源宗寺本堂保存修理委員会を発足し現在も活動が続けられています。
 本堂の建替えに際し、令和2年12月23日に旧本堂から仮小屋への仏像移動が行われました。江南文化財センターでは、当時の様子をYouTubeで公開しています。
 本堂や仏像の経年劣化は激しく、本堂の一部解体や仏像の移動は困難を極めましたが、関係者の皆様のご尽力により無事に仮小屋に安置することができました。旧本堂はその後、解体され、現在新本堂の復元工事が進められています。



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第13回地域伝統芸能今昔物語 「箏曲雅会・箏和くわく塾」 [民俗]



令和2年の「第13回地域伝統芸能今昔物語」( 熊谷市妻沼中央公民館大ホール 2020.11.23撮影)の箏曲雅会・箏和くわく塾の動画を紹介します。和の音色の名旋律をお楽しみください。




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源宗寺本堂保存修理事業 進捗状況 [その他]

 先週あたりから連日雨の日が続いていますが、今日も小雨の中、市内平戸の源宗寺では、本堂の建築工事が着々と進められていました。
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 先月22日の上棟式の時点では、屋根は垂木がついた骨組みだけの状態でしたが、現在は野地板が貼られ、瓦も屋根に上がり瓦葺きの工程に入ろうとしています。
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 仮小屋に安置されている熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の修理もそろそろ始まります。明日は、平戸荘にて仏像修理のためのクラウドファンディングについて会議を行う予定です。
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第13回地域伝統芸能今昔物語 「間々田万作おどり保存会」 [民俗]



令和2年の「第13回地域伝統芸能今昔物語」( 熊谷市妻沼中央公民館大ホール 2020.11.23撮影)の熊谷市指定無形民俗文化財「間々田万作おどり保存会」の動画を紹介します。軽快な踊りをお楽しみください。


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妻沼聖天山開創斎藤別当実盛公839回忌法要 [その他]

令和3年7月3日(土)、妻沼聖天山の実盛公銅像前で実盛忌法要が行われました。
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 寿永2年(1183年)5月21日、篠原の戦いにおいて、老武者として侮られないようにと、白髪を墨で黒く染めて出陣した実盛は、木曾義仲の軍勢と戦います。平家軍が逃げ落ちていく中、実盛はただ一騎踏みとどまり防戦しますが、疲れも重なり、木曾勢の手塚太郎光盛によって、ついに討ち取られてしまいます。首級を受け取った義仲が、郎党にその髪を洗わせると、黒髪は白髪に変わり、実盛だと確認します。義仲は「実盛は、命を助けてくれた恩人である」と言って、さめざめと泣き崩れたといいます。
 江戸時代の俳人、松尾芭蕉は実盛の死によせて「むざんやな 甲の下の きりぎりす」という句を残しています。また、実盛と義仲の物語は、長きに渡って多くの人の心を打ち、能や歌舞伎の演目として人々の間で今も受け継がれています。

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講演会「妻沼聖天山と渋沢栄一」あいさつ・辻説法 [普及事業]



令和3年4月18日に開催された妻沼聖天山の春の例大祭での講演会「妻沼聖天山と渋沢栄一」に際して、講演会前に行われた妻沼聖天山歓喜院の鈴木英全院主によるあいさつと辻説法の様子をYouTubeで公開しています。なお、講演会内容については後日ご紹介します。妻沼聖天山本殿の国宝「歓喜院聖天堂」を前にしての石舞台上での晴れやかな行事となりました。熊谷市内における渋沢栄一と地域の歴史を学ぶ講演会の第2弾となります。どうぞ、ご参照ください。





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解説会「愛染堂と藍玉産業―尾高惇忠筆の奉納額と渋沢家の関わり―」 [普及事業]



本年2月、熊谷市下川上の愛染堂で開催された解説会「愛染堂と藍玉産業―尾高惇忠筆の奉納額と渋沢家の関わり―」の様子をダイジェスト版として講演部分を中心にYouTubeで配信しています。NHK大河ドラマ「青天を衝け」を記念して、熊谷市内における渋沢栄一と地域の歴史をめぐるシリーズ第1弾として企画されたものです。ご参照ください。


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国指定史跡「幡羅官衙遺跡群」内の樹木管理事業 [植物]


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6月下旬、国指定史跡「幡羅官衙遺跡群」を構成する「西別府祭祀遺跡」が所在する湯殿神社境内の樹木剪定、倒木予防の伐採措置など樹木管理事業を熊谷市の文化財補助事業として実施しました。杉やヒノキなどの高木で、幹内に空洞ができているものなどを対象として、専門業者が伐採等の作業を行いました。本事業は国指定遺跡内ではありますが、地中に影響が無いように配慮し、手段を検討した上で事業に着手しました。






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源宗寺本堂保存修理事業 -立正大学との連携ー [その他]

 6月27日(日)、立正大学 原美登里准教授率いる地球環境科学部地理学科の学生16名が平戸地区を訪れ、保存修理委員会の一員で地元に精通する平戸自治会会員及び護寺会代表役員数名を講師として、平戸地区の歴史や文化についてレクチャーを受けました。
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 平戸地区の地名や隠れキリシタンとの関係、源宗寺の洪水被害についてなど、話の内容は多岐に渡りました。また、昭和の時代まで実際に販売されていたという「平戸の妙薬」を見せると、学生たちは興味深そうに写真に収めていました。
 今後、立正大学地球環境科学部地理学科では、保存修理委員会や地元住民と連携して、平戸地区のフィールドワークを実施し、地域の自然や文化に関連するマップの作成などを進めていく予定です。


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直実市民大学「熊谷市の文化財」講義 [普及事業]

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6月10日、コロナ禍により縮小して開講されている直実市民大学において、当日は学長の市長講演に引き続き、「熊谷市の文化財」をテーマにした講義を担当しました。熊谷市内にある文化財についての簡単な紹介の後に、昨今の文化財保護事業の課題や動きなどを説明しました。講座を映像で収録し、後日、YouTubeで公開する予定です。



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