観光庁地域観光資源の多言語解説整備支援事業による妻沼聖天山の取材 [普及事業]
国宝「歓喜院聖天堂」での説明
重要文化財「貴惣門」での彫刻の確認
令和3年度の観光庁地域観光資源の多言語解説整備支援事業に採択された熊谷市文化遺産保存実行委員会の妻沼聖天山及び熊谷うちわ祭などに関連した文化財等の多言語化に向けた関係者の現地取材が行われ、対応しました。観光庁担当職員の他、関東運輸局職員、当該事業の受託者である凸版印刷株式会社担当者、制作会社のファンキーコープのアカウントマネージャーと外国人担当者などが国宝「歓喜院聖天堂」などを巡り、事業監修者でもある江南文化財センター職員が日本語と英語を交えながら対応しました。
今回は、国内の多言語解説整備支援事業における最初の現地取材となったことから、過日のズームでの打ち合わせ会議を経て、関係所管の担当者が集合する最初の機会となりました。熊谷らしい快晴の暑さの中、国宝・重要文化財などの建造物群や斎藤別当実盛の銅像や芭蕉句碑がある妻沼聖天山周辺、国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」などを確認しました。今回の取材を踏まえ、文化財説明版やリーフレットなどに使用する英語データを作成し、活用する事業をスタートさせることになります。