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令和2年熊谷うちわ祭「始祭」 [民俗]

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 毎年7月20日~22日に熊谷市の市街地で開催される熊谷うちわ祭(熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、本年令和2年の諸行事を自粛し、関係者のみの神事を執行することが決定されています。初日となる20日の午前9時、愛宕八坂神社に本年年番町荒川区の富田満大総代とうちわ祭協賛会の大久保和政会長の両名が参集し、「始祭(はじめのまつり)」として、茂木治男宮司、長谷川洋美権禰宜により、疫病退散などの祈願が行われました。21日以降も神事のみの開催となり、本年は厳粛な雰囲気の中での熊谷うちわ祭となっています。江南文化財センターでは、神事を映像記録として収録し、後程配信を行う予定です。なお、熊谷うちわ祭公式ホームページでは2014年に制作された記録作品を公開しています。ご参照ください。

熊谷うちわ祭 公式ホームページ 動画
http://uchiwamatsuri.com/index.html#slide5







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平戸の大仏一般公開 [仏像]

 昨日19日、源宗寺にて「平戸の大仏一般公開」が行われました。ここのところ梅雨空が続き、すっきりしないお天気が続いていましたが、昨日は久々の晴天に恵まれ暑い一日となりました。
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 市外や県外からお越しいただいた方や公開を心待ちにしていたという方も多く、本事業についての認識も徐々に広まりつつあるように感じました。
 また、昨日は源宗寺本堂保存修理事業のPR大使を務めていただいている、ソプラノ歌手の土田彩花さんが、見学にお見えになりました。
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 来月8月の一般公開は、第1日曜日の午後のみの開催となります。第1日曜日の午前中はお盆に向けた本堂・境内の清掃のため、また第3日曜日はお盆の期間中のためお休みさせていただきます。

 8月の一般公開
 日 時: 第1日曜日 8月2日(日) 午前12時~午後3時
      第3日曜日 8月16日(日)   休止
 場 所: 熊谷市平戸644(源宗寺)


 問い合わせ先
  源宗寺本堂保存修理委員会 
  事務局 山川宏之(山川会計事務所内)
  TEL:048-526-5874
  FAX:048-523-7525


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動画で解説「まが玉づくり」



例年、夏休み行事として開催している江南文化財センターのイベント「あなたも古代人!」は、本年につきまして新型コロナウイルス感染拡大防止のため残念ながら中止となります。このイベントの中で好評の「まが玉づくり」について解説動画を撮影し、YouTubeの文化財センター・サイトで配信を始めています。キットも市販されており、ご自宅での製作も可能な「まが玉」です。参照用として、どうぞご覧ください。





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「平戸の大仏一般公開」のお知らせ [仏像]

 7月より再開した「平戸の大仏一般公開」。今月第3日曜日、19日にも熊谷市指定有形文化財である2体の木彫大仏座像がお披露目されます。
 お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

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開催日時:第3日曜日 7月19日 午前10時~午後3時

 場  所:熊谷市平戸644(源宗寺)
      ※車でお越しの際は、源宗寺本堂裏側に駐車スペースがございます。

 【お願い】
  新型コロナウイルス感染防止のため、次のご協力をお願いいたします。
 1.マスクの着用をお願いします。
 2.以下に該当する場合には、拝観をご遠慮ください。
   ・体調が良くない(風邪の症状、倦怠感、味覚・臭覚の異常など)
   ・体温が37.5度を超えている
   ・過去2週間以内に海外渡航歴がある
   ・同居家族や身近な知人などに感染が疑われる人がいる
   ・新型コロナウイルス感染陽性とされた方との濃厚接触がある
 3.氏名、住所、電話番号、健康状態等についての記帳のご協力をお願いいたします。


  問い合わせ先
  源宗寺本堂保存修理委員会 
  事務局 山川宏之(山川会計事務所内)
  TEL:048-526-5874
  FAX:048-523-7525

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第13回源宗寺本堂保存修理委員会 [その他]

 今週の月曜日、13日に熊谷商工会館にて第13回源宗寺本堂保存修理委員会が行われました。コロナウイルスの影響で、本年2月を最後に、長らく中断を余儀なくされていた会議ですが、約5か月ぶりに再開することができました。
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 コロナ禍で思うように寄付金が集まらないなか、現実可能な費用で改修工事を行うため、先月行われた建築小委員会では、工事費用の再設定と施工業者の再選定を行う方針となりました。
 今回の工事では、現在あるお堂の横に仮設倉庫を建て、一旦大仏を搬出、安置します。お堂を壊して再建を行い、再建途中で大仏を堂内に戻す計画となっています。仏像修復の専門家で、大仏の調査を行った牧野隆夫先生によると、「平戸の大仏」を一言で言い表すならば「箍(たが)のない桶」だといいます。非常に強度の弱い造りである大仏の搬出には、細心の注意を払わなければなりません。搬出作業には、牧野先生率いる吉備文化財研究所の皆様にご協力いただきますが、施工業者の選定においても、費用の面からだけでなく、この重大な作業を連携して行うことのできる業者を慎重に選ぶ必要があります。
 また、コロナウイルスの影響が続くなか、本事業を応援してくださっている方々への感謝の気持ちと、少しでも皆様に元気になってもらえればという思いから、お札を作成し、これまで寄付にご協力いただいた方々に配布することが決まりました。お札の作成には、立正大学仏教学科の秋田貴廣先生、地理学科の原美登里先生と学生の皆さんにご協力いただきます。会議では、原先生プレゼンのもと、学生の皆さんが考えたお札のデザインの素案をご紹介いただきました。
 未だ課題の多い源宗寺本堂保存修理事業ですが、活動が再開したことにより、委員会全体の気運の高まりを感じました。


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展覧会「日本美術の記録と評価ー調査ノートに見る美術史研究のあゆみー」 [絵画史]

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展覧会「日本美術の記録と評価ー調査ノートに見る美術史研究のあゆみー」が2020年7月14日(火)から東京国立博物館で開催されます。
https://www.tobunken.go.jp/exhibition/202007/

美術作品がどのように調査、研究され、美術史研究がどう形作られてきたかを、明治期の今泉雄作・平子鐸嶺、昭和期の田中一松・土居次義という4人の美術史研究者の調査ノートと、実際の作品からご紹介します。

デジタルガジェットなどなく、写真を撮るのも容易ではなかった時代に、研究者たちは紙のノートに筆や鉛筆でスケッチをしたり、詳細に所見を記録したりしました。そのノートすら手作りのこともありました。特設サイトでは、展示されている調査ノートの一部のページを「めくって」読むことが可能で、手書きの文字を翻刻(テキスト化)して表示しています。東博での実物や作品の展示とあわせて、特設サイトも是非ご覧ください。
(出典参照:東京文化財研究所ホームページ)



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摩多利神社 [建造物]

 妻沼聖天山歓喜院から西に国道407号線の登戸の交差点を越えて進み、一つ目の信号を右折、300メートルほど北に進んで路地を入ったところに摩多利神社があります。少し小高くなった丘の上に、木々に囲まれてひっそりと佇んでいます。この丘は、古墳時代後期の円墳で、その墳丘上に社殿が鎮座しています。
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 造りは国宝・歓喜院聖天堂と同じく、本殿と拝殿を廊下状の「石の間」で繋いだ、いわゆる権現造り。本殿の彫刻は、聖天堂と比べると随分落ち着いていますが、軒下の霊獣や丸彫りで立体的に表現された波など、一つひとつの彫刻はとても緻密に彫られています。一見、白木のように見えますが、龍や獅子の口内に赤い顔料が確認できることから、おそらく彩色が施されていたものと思われます。
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 昭和3年11月妻沼町教育委員会発行の『妻沼町誌 全』には次のように記されています。

 摩多利堂
  本尊 摩多利尊天
  由緒 不詳
  本堂 間口 二間 奥行 二間
  渡殿 間口 九尺 奥行 二間
  境内 五一四坪
  縁起 本堂は歓喜院持にして大塚に在り樹木鬱蒼として古色を存す疫病除の尊天として、諸人
     の信仰甚だ厚し。

 文化財指定のされていない社寺建造物は、保存修理のメンテンナンスが行き届かず、十分な保護が受けられないものも数多くあります。
 先人たちが残した貴重な遺産を再認識し、地域全体で当地の歴史を守り受け継いでいくことが求められています。



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群馬県立近代美術館 企画展「絵画のミカタ」・「catch the eyes-目から心へ-」 [展示]

群馬県立近代美術館で開催中の2つの企画展示会についてご案内します。



絵画のミカタ

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(同ホームページより)
この展覧会では、いつもとは少し違った視点から当館収蔵の絵画作品を紹介するため、現代作家5人の作品と、彼らが当館の収蔵作品から選び出した作品を、併せて展示します。
5人は同じ絵画という表現分野において制作活動を続ける作家ですが、彼らが絵画に向き合う理由は様々です。牛嶋直子にとっては画面に描くモチーフや表現方法の探求であり、門田光雅にとっては絵具の質感や筆の動きと色彩との関係性の模索と言えるでしょう。さらに鬼頭健吾は絵具とカンヴァスという制約から逃れあらゆる既製品を使って色と形を表現し、逆に原游は木枠に張られたカンヴァス上に置かれた絵具という絵画の物質としての側面に着目します。そして佐藤万絵子は、そうした物質からイメージが立ち上がる瞬間をとらえ絵画の始原に迫ろうと、空間全体に作品を展開します。
5人のアーティストには、自らの言葉で、それぞれの作品を選んだ理由や着眼点を語ってもらいます。日々絵画と向き合うアーティストの見方、感じ方を知ることで、さらに多様性に満ちた奥深い絵画の魅力がひらけてくるでしょう。

会  期  2020年6月27日[土]-8月23日[日]
 午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日(ただし8月10日は開館)
会  場  群馬県立近代美術館 展示室 3、4、5
観 覧 料  一般:830(660)円、大高生:410(320)円 
 *(  )内は20名以上の団体割引料金
 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
 *この料金で同時開催「catch the eyes-目から心へ-」も
  ご覧いただけます。
主  催  群馬県立近代美術館
協  力  rin art association





catch the eyes-目から心へ-

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(会期延長前のフライヤーです。)


(同ホームページより)
絵や彫刻と出会った瞬間に、目がくぎづけになったことはありますか?そうなるのはなぜでしょう?きれいだったから?すごく大きかったから?笑ってしまうほど面白い、あるいは怒りを覚えたから? 私たちが美術作品にひきつけられる理由は様々です。それは人によっても違うでしょう。ただ、どんな理由でも人の視線をとらえることは、それが全てではないとはいえ、美術作品にとって大きな力であることは間違いありません。なぜなら、作者の考えや想い、描き方や作り方、その作品の意義など、様々なことの理解にたどり着くどんな鑑賞も、必ずそこがスタート地点になるからです。 この展覧会では、そんな「人の目をひく」作品を、4つの理由を切り口に紹介します。さあ、あなたの目をとらえるのはどの作品でしょうか。自分の心の動きを感じながら、作品を楽しんでください。


会  期  2020年6月2日[火]-8月23日[日]
 午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日、6月8日(月)~26日(金)
 8月10日(月)は開館
会  場  群馬県立近代美術館 展示室 1
観 覧 料  一般:830(660)円、大高生:410(340)円 
 *(  )内は20名以上の団体割引料金
 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
 *この料金で同時開催「絵画のミカタ」もご覧いただけます。
主  催  群馬県立近代美術館



【ご来館の皆様へ】
コロナウィルス感染症拡大防止のため、入館時に健康状態申告書の提出をお願いしています。受付での混雑を避けるため、予めダウンロードし、記載の上、持参のご協力をお願いします。
>>詳しくは以下URLをご覧ください
http://mmag.pref.gunma.jp/information/0627open.htm




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令和2年度熊谷市一般職の任期付職員採用試験(遺跡発掘調査員)を実施します。 [お知らせ]


熊谷市教育委員会では遺跡発掘調査の指導ができる人材を募集します。
詳細はこちらをご覧ください。

http://www.city.kumagaya.lg.jp/about/syokuinsaiyo/ninkituki/ta22030120200701.html

(新型コロナウイルス感染症の影響により試験日程等が変更となる場合には、最新情報を熊谷市ホームページでお知らせします。)


募集職種及び受験資格等

募集職種:遺跡発掘調査員

募集人数:1名

任期:令和3年4月1日から令和5年3月31日まで

受験資格:次の(1)又は(2)の要件を満たす方
(1) 次のアからウまでの要件を全て満たす方
 ア 学校教育法に定める大学(短期大学を除く。)
  又は大学院で考古学に関する専門課程を専攻して卒業若しくは修了した方(令和3年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含む。)
 イ 発掘調査の指導経験を有する方
 ウ 発掘調査報告書の執筆実績を有する方
(2) (1)のアと同等の専門知識を有し、イ及びウの実績を有する方

受験できない方
  地方公務員法第16条の欠格条項に該当する方


採用試験案内・試験申込書、申込み方法、試験の方法等についての詳細は次のページをご確認ください。
http://www.city.kumagaya.lg.jp/about/syokuinsaiyo/ninkituki/ta22030120200701.html

申込期間
令和2年7月13日(月曜日)から令和2年9月11日(金曜日)まで

郵送又は教育総務課まで持参してください。
郵送の場合は、提出書類を入れた封筒の表に「受験申込書在中」と朱書きし、「簡易書留」又は「特定記録郵便」で郵送してください。
窓口受付については、8時30分から17時15分までで、土曜日、日曜日及び祝日を除きます。









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文化財保存事業費に関する国庫補助金補助要項等の改正について [お知らせ]

文化財保存事業費に関する国庫補助金補助要項等の改正について
文化庁・埼玉県から情報提供がありましたので、次のとおりお知らせいたします。ご参照ください。


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今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影​響により補助事業者が減収となり事業継続が困難な場合でも、事業​を継続することができるよう,一定の要件により補助率の加算措置​を行うよう、このたび文化財保存事業費関係補助金の補助要項等の​改正を行いましたのでお知らせ致します。
なお、措置の詳細な内容につきましては、以下の「新型コロナウイル​ス感染症を契機とした文化財修理事業等の補助率の加算措置につい​て」をご参照ください。





新型コロナウイルス感染症の影響による収入額の減少に係る文化財​補助金の補助率の加算措置について

令和2年7月2日
文化庁長官裁定

重要文化財(建造物・美術工芸品)修理、防災 、公開活用 事業費国庫補助要項(昭和 54 年5月1日
文化庁長官裁定)、登録有形文化財建造物修理 等 事業費国庫補助要項(平成9年7月 11 日文化庁長官
裁定)、天然記念物再生事業費 国庫補助要項(平成 16 年4月1日文化庁長官裁定)、 歴史活き活き!史
跡等総合活用整備事業費 国庫補助要項 (平成 27 年 4 月 1 日文化庁長官決定)、重要有形民俗文化財修
理・防災事業費国庫補助要項(昭和 54 年5月1日文化庁長官裁定)、 民俗文化財伝承・活用等事業費
国庫補助要項(平成 11 年4月1日文化庁長官裁定)、 重要文化財等防災施設整備事業費国庫補助要項
(令和元年12月13日文化庁長官裁定)において、別に定めるも​のとしている 新型コロナウイルス感染症の影響により収入額が減少した場合の補​助率は、下記のとおりとする。

補助事業者が地方公共団体以外の者で、令和2
年1月から5月までの間に、新型コロナウイルス感
染症の影響により、補助事業者の前年同月比の収入額より50%以​上減少した月が存在 し つつも 、 原
則、 事業を当初計画通り実行しようと する者について 、特に必要と認められる場合 の補助率は、 標記要項に基づき算出した補助率に10%分(年間事業費の12分​の6(令和2年1月から6月に相当す
る事業費)についての20%分)を加算した率とする 。
特に必要と認められる
場合と は、 令和2年度に工事を行う事業(令和 元年度 補正予算の繰越 事業を
含む。)のうち、 以下の いずれか に該当する ことを要件 とする。
(1)
令和2年6月末時点で 工事 を 着手 している 事業
(2)
令和2年7月以降に工事を着工予定の事業(申請予定を含む。)の​うち、 劣化が著しく、来年度
の着工を待つことができない事業
(3)令和元年9月2日付け元文庁第793号による依頼に基づく​実地調査等(以下「実態調査等」
という。)により整備等が必要と判明した世界遺産、国宝(建造物​)又は重要文化財(美術工芸品)
を保管する博物館等の防火施設・設備の設置工事等として行われる​事業
ただし、補助対象経費の85%を上限とする。



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