湯殿神社サクラ苗木植樹 [記念物]
先日5月18日、西別府にある湯殿神社境内南東において、サクラの苗木が神社総代の方々の手により植えられました。
手掘りにて植樹箇所を掘削
この植樹は、昨年の今頃にお話をいただいていましたが、この地が国史跡「幡羅官衙遺跡群・西別府祭祀遺跡」にあたることから、現状変更には国の許可が必要でした。
植樹箇所は、熊谷市教育委員会による確認調査の結果、既に撹乱を受け遺構が存在しない所に植えることで許可がでました。
サクラの品種は「雅」で、大島系山桜と緋寒桜との自然交配の種で、現在の天皇皇后両陛下が御成婚された際に、皇后陛下の雅子様の「雅」をいただいて、当時「プリンセス雅」と名付けられたものです。
お話があってから約1年かかりましたが、元気に育ち、名のとおり優美な姿のサクラに成長することをお祈りいたします。
手掘りにて植樹箇所を掘削