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平戸の妙薬 [仏像]

 現在、保存修理事業が進められている平戸の大仏(源宗寺)。
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 本尊の薬師如来像、観世音菩薩像の胎内からは、馬の病気の薬と神経痛の薬の秘伝書が発見されたとの言い伝えがあります。
 秘伝書に従って調剤された薬は「平戸の妙薬」と呼ばれ有名になり、それを求めて訪れる人が絶えなかったそうです。
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 写真は、源宗寺の管理者、藤井家に残る薬。藤井八重子さん(87)は、藤井家に嫁いで間もない頃、薬を求めてくる方々に、この薬を小さなガーゼで出来た巾着に入れて販売していたといいます。袋に書かれた文字は、漢方の一種「楊梅皮(ヨウバイヒ)」と「栝楼根(カロコン)」かと思われます。
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