正岡子規の高弟として高浜虚子と並び称され、俳句革新運動の代表的人物として知られる河東碧梧桐。この屏風には、書画や紙面などが貼り込まれ、河東碧梧桐の筆跡として、揮毫の「碧」が記されています。その他について調べたところ、作家・児童文学者の巌谷小波、日本画家の冨田溪仙、画家の小川千甕、俳人の中塚一碧楼、俳人の中塚響也などが記した書面を確認することができました。特に碧梧桐の独特の書跡が印象的であるといえます。先日、特別公開と講演会を終えて、熊谷市鎌倉町の熊谷市名勝「星溪園」の星溪寮玄関にて公開しています。ご来場の際は、ご参照ください。