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埼玉県芸術文化祭2019地域文化事業 「地域伝統芸能今昔物語」についての事例報告 [民俗]

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地域文化事業担当者会議にて「地域伝統芸能今昔物語」についての事例報告を行った。(埼玉県知事公館)


 毎年11月23日の勤労感謝の日に開催している「地域伝統芸能今昔物語」は本年で12回を迎えます。本年も埼玉県芸術文化祭2019地域文化事業の採択され、県の補助事業としても開催されます。4月23日、埼玉県芸術文化祭実行委員会が埼玉県さいたま市の知事公館で行われました。実行委員会会長の上田清司・埼玉県知事、副会長の小松弥生・埼玉県教育委員会教育長の出席のもと、本年度の事業計画と予算が決定し、本年の各事業がスタートしました。なお、本年より、埼玉県芸術文化祭企画委員に当教育委員会担当者が選出され、承認されました。

 午後に開催された地域文化事業担当者会議では、事例報告として、熊谷市での「今昔物語」の取り組みについて紹介しました。各地域文化事業に参加する市町及び文化団体担当者に向けて、伝統芸能の保存と活用に際して今昔物語が果たしている役割などについて説明しました。ラグビー・ワールドカップの開催地である熊谷から世界へ、地域の伝統芸能や文化をいかにして発信していくか、プレゼンテーションすることができました。


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「坂田医院旧診療所」「井田記念館」解説会 [建造物]


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坂田医院旧診療所での解説会

 妻沼聖天山の御本尊御開扉に合わせて4月16日~4月22日の期間、国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」及び隣接する井田記念館の一般公開を開催しました。ともに通常では非公開となっている建造物である、一般公開への関心は高く、全期間通じて、のべ700名を超える入場者数がありました。
 4月19日には来場者向けの解説会を実施し、昭和初期に設計建築された「坂田医院旧診療所」及び「井田記念館」の意匠や特質などについて説明しました。普段見る機会が少ない内部の雰囲気を味わっていました。








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妻沼歴史探訪ツアーー斎藤別当実盛公に想いを馳せてー [普及事業]

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実盛像を前にしての解説

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芭蕉句碑「むざんやな兜の下のきりぎりす」
(実盛の死を題材としている。妻沼聖天山北側に所在)


 2019年4月20日(土曜)10時~正午まで、斎藤実盛に関連する妻沼地域の史跡などを歩いて学ぶ妻沼歴史探訪ツアーを開催しました。今回は妻沼聖天山御本尊の御開扉に合わせて、前々回の御開扉を機に1978年(昭和53年)に策定された「斎藤別当実盛公史跡探訪遊歩道」の中から、妻沼地区に焦点を定め、実盛に関係した句碑や坂田医院旧診療所などを加えて、新たな探訪ツアーを設定し、ご案内しました。それぞれの場所で文化財などの解説を行いながら、地域の歴史に触れる機会となりました。

 コース:(スタート)重要文化財「歓喜院貴惣門」→実盛公彫刻像→芭蕉句碑「むざんやな兜の下のきりぎりす」→国登録有形文化財「歓喜院平和の塔」→国宝「歓喜院聖天堂」拝殿前→松本旭句碑「花満つる時しも実盛像拝す」→歓喜院本坊→井田記念館→国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」→沢田本店→熊谷市指定文化財史跡「両宜塾跡」→大我井神社→貴惣門(ゴール)



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斎藤別当実盛公史跡探訪ツアー [普及事業]


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実盛公彫刻像



御開扉に合わせて、斎藤実盛に関連する妻沼地域の史跡を歩いて学ぶツアーを開催します。
前回の御開扉の際にコース設定された「斎藤別当実盛公史跡探訪遊歩道」に
再注目し、史跡を歩きながら歴史探訪を楽しむコースを散策します。
当初のコースは全て踏破すると8キロの距離になるため、
今回は、どなたでも参加できるよう妻沼地区に焦点を定め、
新たな探訪ツアーへとご案内します。(全2キロ)
それぞれの場所で文化財などの解説を行います。

とき  4月20日(土曜)10時から 参加無料・当日申込み
ところ 妻沼聖天山・貴惣門前集合(妻沼1511)

ツアー内容
(スタート)重要文化財「歓喜院貴惣門」→実盛公彫刻像→芭蕉句碑「むざんやな兜の下のきりぎりす」→国登録有形文化財「歓喜院平和の塔」→国宝「歓喜院聖天堂」拝殿前→松本旭句碑「花満つる時しも実盛像拝す」→歓喜院本坊→井田記念館→国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」→沢田本店→熊谷市指定文化財史跡「両宜塾跡」→大我井神社→貴惣門(ゴール)

案内人 熊谷学ラボラトリー・文化遺産研究会 


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明治の好古家 根岸武香コレクション資料―『上中条出土の人物埴輪』―展示延長。 [展示]

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写真 「3体の人物埴輪」左右は根岸家の所蔵、中央 新発見・再確認の「巫女」埴輪 市内個人所蔵

 新年度と展示期間の満了を迎え、本展示の改編を準備していたところ、今回の展示を観覧された方より、上中条埴輪の所在情報がもたらされました。早速「巫女」と推定される人物埴輪を実見したところ、顔の輪郭、杏仁形の目、瞼や耳の表現、使われた土や含まれている砂、焼き上がりなど正に上中条の人物埴輪の作風が共通しています。
 来歴に不詳の部分は残りますが、明治初年に上中条出土埴輪として発見され、地元に保存されてきた埴輪であるとほぼ確定できると思います。今回の展示がきっかけとなって離れ離れになった埴輪がおよそ150年ぶりに再会したとも言えるでしょうか。
 根岸家及びもう一人の所有者(梅澤輝雄氏)のご理解を得て3体の上中条の人物埴輪をあらためて展示いたします。この機会に再度ご覧ください。

   展示場所 江南文化財センター
   展示期間 平成31年4月16日(火)~平成31年6月28日(金)
   開館日時 平日、平時(9:00~17:00)
   休 館 (土・日・祝日・年末年始期間、特別休館日)
   ※展示パンフレット(改定版)はこちらから閲覧できます。

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新発見・再確認の「巫女」埴輪 市内個人所蔵

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平成31年度熊谷市役所新入職員研修in江南文化財センター [普及事業]

 平成31年4月5日に平成31年度熊谷市役新入職員研修の一環として江南文化財センターを見学しました。
 新入職員約30名が当センターの展示室や収蔵設備を見学し、職員による説明や文化財保護業務の概要について説明を受けました。
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職員の説明に真剣に耳を傾けて、熱心に見学していました。

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 今後、熊谷市を担う人材として、様々な体験・経験をし、立派な熊谷市職員となってください。
 長年、新入職員を対象とした調査を行っている「(公益財団法人)日本生産性本部」によると、今年の新入社員は「AIスピーカー型」と呼ばれ、多機能だが、機能(能力)を十分に発揮するためには、細かい設定(丁寧な育成)や別の補助(環境整備)が必要とのこと。
つまり、能動的でないが、可能性を秘めているそうです。この研修が、新入職員の可能性を引き出す一歩となればと思います。
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「ハニーちゃん」が文化財センターのマスコットに加わりました [はにわ関連グッズ]

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 市内野原出土の通称「おどる埴輪」をモデルにした「ハニーちゃん」が、センター受付脇に登場しました。皆様のお出迎えと招待券(他館のものですが)などをお配りしています。この木彫りのマスコットは行田特別支援学校生徒さんの作品です。センターにお立ち寄りの際には気付いてあげてください。なお、観覧券は配布済みのこともありますのであしからずです。
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幡羅官衙遺跡群 タペストリーの設置について [普及事業]

 先日、市内中央公民館での展示の紹介をしましたが、その際に使用した遺跡群の解説パネルを1300×1800のタペストリーにし、昨年度まで特別展を実施していた別府公民館に展示しました。このタペストリーには遺跡群を構成する各遺跡の紹介や、現在の遺跡群のドローンでの撮影風景と同じアングルで、当時のイメージ図をイラストで再現した様子が描かれています。

RIMG0501_R.JPG 別府公民館
 
 今と昔の幡羅官衙遺跡群を対比することで、当時の熊谷市の歴史の一端を垣間見ることができると思います。
 なお、大きさは小さくなりますが、A0版で同じ内容のものを熊谷市スポーツ・文化村くまぴあでも展示しております。
RIMG0502_R.JPG くまぴあ展示室
 
 どちらも、市内から発掘された展示品を設けておりますので、お気軽にお越しください。

別府公民館  熊谷市西別府2252番地1
くまぴあ   熊谷市原島315番地(創作展示棟 出土遺物展示室)
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満開の桜と雪 [花]


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 熊谷地域の桜が満開となり5日ほど経過しようとしていますが、本日4月10日の天気は雨時々雪、最高気温は5度の予報で、寒の戻りを感じます。江南文化財センターの向かいにある江南総合文化会館ピピアの満開の桜に、雪が降り積もるという光景を見ることができました。ソメイヨシノの薄紅と雪の白が印象的なコントラストを作り上げていました。


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国指定史跡「幡羅官衙遺跡群」展について [展示]

 本日、平成31年4月9日(火曜)から、幡羅官衙遺跡群の展示を市内の中央公民館で開催しております。今回の展示は、中央公民館の展示ホールを全て貸しきって行うもので、かなりの見ごたえある内容となっております。
 幡羅官衙遺跡群の現在の風景と、当時の再現イラストを作成し、過去と現在の対比が可能なパネルで紹介したり、ケースごとに遺跡群の4遺跡(西別府祭祀遺跡、西別府廃寺、西別府遺跡、幡羅官衙遺跡)を分けて展示しています。また今回は遺物だけではなく、写真等を多く使用した展示となっております。

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 お近くへ起こしの際は、ぜひ足をお運びいただければ幸いです。

場所 熊谷市立中央公民館 展示ホール(熊谷市仲町19)
会期 平成31年4月9日(火曜)から25日(木曜)まで
時間 8時30分から22時00分まで(土日も開館)
展示に関するお問い合わせは江南文化財センターまで(048-536-5062)

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