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新潟市會津八一記念館 企画展「ハチ一を知る 八一がわかる ―そのマルチな業績と人生―」 [展示]

本年3月2日、熊谷のコミュニティスペース「二十二夜」で歌人で美術史家の会津八一が揮毫した書画の展示会と講演会を開催しました。イベントのテーマとなった会津八一の出身地である新潟の新潟市會津八一記念館において、企画展「ハチ一を知る 八一がわかる ―そのマルチな業績と人生―」が開催されていますので、ご案内いたします。


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開催概要
会期
2018年 12月20日(木)~ 2019年 3月24日(日)

開館時間
午前10時~午後6時(午後5時30分まで受付)

休館日
月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月28日~1月3日(冬季休館)、3月22日

観覧料金
一般 500円、大学生 300円、
高校生 200円、小・中学生 100円
※団体20名以上2割引、土日祝日は小・中学生無料

主催
新潟市會津八一記念館
(〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階)

共催
新潟日報社

協力企業
【後援】
BSN新潟放送
【協力企業】
淺川園、今成漬物店、大阪屋、里仙、高橋酒造

詳細
【関連イベント】
文芸講演会
演題:「會津八一と良寛の書、どちらが好きですか?」
写真コンテスト入賞入選表彰式・公開講評会
演題:第12回 秋艸道人賞 「會津八一の歌を映す」


問合せ
電話:025-282-7612


展示概要(同ホームページより)

そのマルチな業績と人生
 會津八一は、1881(明治14)年、8月1日に新潟市古町通5番町(今の中央区古町通)で生まれました。ペンネームは秋艸道人、渾齋、八朔郎です。

 10代のころから俳句を詠む文学青年で、良寛(1758~1831、江戸時代の越後の僧)の書や歌、万葉集にも親しみました。早稲田大学を出て、歌人、書家、東洋美術史の研究者、そして教育者として立派な仕事をしました。展覧会では、〈書〉〈歌〉〈東洋美術〉〈教育〉の分野に分けて八一の書画作品や資料を展示し、八一のマルチな業績と生涯をわかりやすく紹介します。

 さらに、〈料亭「會津屋」の次男〉〈サウスポー・八一〉〈乗馬と八一〉〈初恋の人・ふみ子〉といったエピソードを示す写真や資料で、知られざる八一の素顔の一面を描き出します。

 また、今年は、八一も尊敬していた良寛が生まれて260年。若いころ新潟市内で目にしていたという良寛の文字による商店(飴屋)の看板や、良寛をテーマにした八一の書も展示し、八一がつねに良寛の芸術を身近なものとしていたこともあわせて紹介します。

 同時に第12回會津八一の歌を映す写真コンテスト入賞入選作品展も開催します。写真を通じて八一のうたごころを感じることが出来る良い機会となるでしょう。


詳細は新潟市 會津八一記念館サイトをご覧ください。
http://aizuyaichi.or.jp/exhibition/2001/







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オカメザクラのトンネル [花]


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 熊谷市平戸の個人邸にて「おかめ桜」が身頃を迎えています。オカメザクラ(おかめ桜)とは、バラ目バラ科科サクラ属の耐寒性落葉小低木の早咲きの桜として知られ、濃いピンク色が特徴です。関東地域では3月の上旬から中旬にかけて咲きます。イギリスの桜研究家イングラム氏(C.Ingram)が、 カンヒザクラ(寒緋桜)  と マメザクラ(豆桜) を交配して作出した栽培品種といわれ、平成時代になり植栽が始まったといわれています。早咲きの桜としては河津桜や、熊谷の名を冠したクマガイザクラなどがありますが、当地ではこの桜を「フジザクラ」と称することもあるようです。

 平戸地区の源宗寺には「平戸の大仏」と呼ばれる2体の木彫坐像があり、薬師如来と観音菩薩が熊谷市指定有形文化財になっています。文化財業務で訪れた際に、その近隣にて濃いピンク色の桜のトンネルを見かけました。この桜は熊谷市平戸1968付近にあり、この時期は所有者のご好意によりオープンガーデンとして見ることができます。











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サンシティ熊谷 歴史・文学講座「森村誠一文学論―熊谷の郷土への愛着と生き方をめぐって―」 [普及事業]




2月28日にサンシティ熊谷で開催した歴史・文学講座「森村誠一文学論―熊谷の郷土への愛着と生き方をめぐって―」をYouTubeの江南文化財センターのページに掲載しました。熊谷出身の作家である森村誠一氏は郷土に根差した文学や、地域の人々や自然から得たインスピレーションに基づいて書かれた作品やエッセーを多数発表しています。また経験した熊谷空襲に端を発した平和論、人生論や生き方論に関連した著作も多く刊行されています。そうした熊谷の郷土への愛着について語りながら、受講者とトークセッションを行いました。どうぞご覧ください。



森村誠一[1933~ ]推理作家。埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。ホテル勤務の後、ホテルを舞台とした『高層の死角』で江戸川乱歩賞を受賞、作家デビュー。『腐蝕の構造』『人間の証明』のほか、七三一部隊をあつかったノンフィクション『悪魔の飽食』などがある。平成16年(2004)功績により日本ミステリー文学大賞受賞。数多くのサスペンスがテレビ作品としても好評を博している。 『悪道』で第45回吉川英治文学賞を受賞。写真俳句の選者としても知られる。







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群馬県立土屋文明記念文学館 企画展「文学者の書―筆に込められた思い」 [展示]


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 群馬県立土屋文明記念文学館にて企画展「文学者の書―筆に込められた思い」が開催されていますのでご案内いたします。先日、熊谷にて会津八一の書画展示と講演会を行いましたが、本展示会においても直筆揮毫の作品を観覧できます。また、土屋文明に師事した棚澤慶治とエリザベス・ヴァイニングの講演会開催も記憶に新しいところです。こうした北武蔵地域における詩歌の交流史や影響関係にも想いを馳せたくなる展示です。会期もまもなく終了です。どうぞご参照ください。



開催概要
(同館サイト特集ページより)
日本では長い間、文字を記すのに毛筆を用いてきました。近代になり、ペンや万年筆、鉛筆等が普及すると、次第に毛筆は日常の筆記具ではなくなっていきます。印刷技術の発達も、人々の筆記への意識を変えていきました。そうした過渡期を含め、近代を生きた文学者達の書に対する思いは、たとえば生年、生育環境、文学ジャンルなどによってもさまざまでした。本展では、文学者それぞれの書への向き合い方や、周囲からの評価などとともに、各人がしたためた短歌、俳句、書簡等を紹介し、文学者の書の魅力に多面的に迫ります。また、一般財団法人子規庵保存会の協力により、『子規随筆』(弘文館、明治35年)で公表されたのちに所在不明となり、115年の時を経て発見された正岡子規書簡を、今回、特別に展示いたします。


会期:2019年1月12日(土)~3月17日(日)
休館日:火曜日
開館時間:9:30~17:00(観覧受付は16:30まで)
観覧料:一般410円(320円) 大高生200円(160円)
( )内は20名以上の団体割引料金
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
後援:朝日新聞社前橋総局 毎日新聞前橋支局 読売新聞前橋支局 東京新聞前橋支局 産経新聞前橋支局 上毛新聞社 桐生タイムス社 朝日ぐんま NHK前橋放送局 群馬テレビ FM GUNMA ラジオ高崎 まえばしCITYエフエム いせさきFM FM OZE

特設ページ
http://bungaku.pref.gunma.jp/events/1489

<所在地・問合せ>
群馬県立土屋文明記念文学館
〒370-3533 群馬県高崎市保渡田町2000番地
Tel:027-373-7721(代表)/Fax:027-373-7725




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群馬県立館林美術館 企画展「エキゾティック×モダン  アール・デコと異境への眼差し」 [絵画史]


 群馬県立館林美術館にて、企画展「エキゾティック×モダン  アール・デコと異境への眼差し」を開催しています。展覧会について御紹介いたします。

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【開催概要より】
 両大戦間期と言われる1920~30年代のフランスでは、美術や、ファッション、宝飾、家具などの装飾に新しい美意識が生まれました。
 本展は、「アール・デコ」と呼ばれるこの時代の装飾スタイルにおける新しい時代感覚すなわち「モダン」の源の一つとして、「エキゾティック」な要素に着目したものです。
 20世紀初め、ファッションに革命をおこしたポール・ポワレによる中近東やアジアを着想源とした衣服、1922年のツタンカーメン王墓の発見を機とするエジプトブームを反映したジュエリー、漆芸家の菅原精造に学んだジャン・デュナンの工芸品、あるいは東洋に倣った陶磁器など、アール・デコの作品では形、素材、技術の面において、非ヨーロッパ圏の芸術を応用した作例が見出されます。
 この時代の異国は、夢見るものから自ら赴く場所へと変化していました。シトロエンによるアフリカ縦断・アジア横断クルージング、植民地での美術学校創設、留学奨励などにより現地に取材した芸術家たちが、ダイナミックな絵画、彫刻を生み出します。
 パリでは、アメリカの黒人歌手・ダンサーのジョセフィン・ベイカーの活躍や、1931年の「国際植民地博覧会」開催、珍しい動物がもたらされた動物園の人気など、エキゾティックで活力あるシーンが都市を賑わせました。
 本展では、フランス所蔵の国内初公開作品を含む、衣装、ジュエリー、家具や工芸品、雑誌・ポスター、彫刻、絵画など、国内外の作品約90点を通して、アール・デコにおける異境への眼差しを見ていきます。


観覧案内
会期 2019年1月22日(火)~3月31日(日)
時間 午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日 月曜日(ただし2月11日は開館)
観覧料 一般 820 (650) 円、大高生 410 (320) 円   ※( ) 内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
※震災で避難されてきた方は無料で観覧できますので、受付でお申し出ください。
主催 群馬県立館林美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
協力 日本航空、ルフトハンザ カーゴAG
後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、日仏会館・フランス国立日本研究所


お問合せ
群馬県立館林美術館
住所: 〒374-0076群馬県館林市日向町2003
電話: 0276-72-8188

URL http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html






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江南墨水会作品展 [展示]


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第39回江南墨水会作品展が、熊谷市千代の熊谷市立江南総合文化会館「ピピア」のロビーギャラリーにて、3月10日までの日程で開催されています。江南墨水会は、旧江南町の公民館活動として水墨画愛好者により結成され、絵の創作と展示、研究を進めています。会員14名による、約40点の作品が展示されています。風景や草花をモチーフしたものや、七福神や河童、空想的な内容など多様な水墨画を楽しむことができます。どうぞ観覧ください。





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講演会「 エリザベス・ヴァイニングと棚澤慶治―天皇陛下の家庭教師と熊谷を代表する歌人の交流をめぐって―」 [普及事業]





 戦後間もない1946~50年、皇太子時代の天皇陛下の家庭教師を務めた米国人女性、エリザベス・グレイ・バイニング氏(1902~99年)は、日本を去る前年の49年12月29日、熊谷市中西の農家でアララギ派歌人でもあった棚澤慶治氏(1898~1996年)宅を訪れ、日本の農家や習俗の状況を視察していた歴史が在ります。その70年後の平成最後となる今年、その交流に光を当てる講演会「 エリザベス・ヴァイニングと棚澤慶治-天皇陛下の家庭教師と熊谷を代表する歌人の交流をめぐってー」 を、2月18日午後2時から成田公民館で開催しました。その様子を収録し、Youtubeの江南文化財センターのサイトにて公開しています。平成時代の締めくくりの中での文化的交流史の再認識というテーマを含んでいます。どうぞ、ご参照ください。





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コミュニティスペース「二十二夜」特別企画「会津八一の芸術に触れる」 [絵画史]

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「二十二夜」のシンボルとなる蔵。内部はギャラリーとして使用されている。

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二十二夜代表の青山延子さん

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会津八一「秋艸道人」が揮毫した書画掛軸を前にしてのレクチャー


2019年3月2日、熊谷市中西のコミュニティスペース二十二夜〔熊谷の結わえるトコロ〕での特別企画「会津八一の芸術に触れる」を開催しました。昭和時代から「二十二夜」の蔵にて保存され、後に熊谷市上之の古刹・龍淵寺にて収蔵されている美術品の一つが、美術史家そして歌人として活躍した会津八一氏による直筆の書画です。その書画の掛軸2点を二十二夜にて特別公開し、解説会【会津八一の生涯と芸術論序説―美術史家と熊谷短歌文化の関わり】を行いました。午前と午後の2回の解説会を開催し、多くの方々が書画を堪能されていました。

 このコミュニティスペース「二十二夜」は、敷地内にある如意輪観音信仰に基づく女性による寄り合いであった「二十二夜様」に着目し、この地で生まれ育った青山延子さんら女性を中心に2018年夏にオープンしました。





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