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金子兜太氏一周忌 講演会・茶会 [普及事業]

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兜太氏の色紙や偲ぶ逸品が配置され独特の空間を形作っていた

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積翠閣での金子兜太氏の書籍展示

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揮毫額「利根川と荒川の間雷遊ぶ」を前にしての講演会


 2019年2月24日(日)、熊谷市名勝「星溪園」にて「俳人・金子兜太氏一周忌行事」として講演会「金子兜太俳句と『定住漂泊』の思想」と、裏千家席主による茶会を開催しました。講演会では金子兜太氏の俳句の概要と、その造型論の基底にある「定住漂泊」の思想に着目しながら、現代社会における兜太俳句の存在意義について再認識と再検討を進めました。兜太氏が主宰した「海程」(現在の「海原」)会員をはじめ全国から兜太俳句愛好者が訪れ、会場は満席となりました。現代俳句協会の安西篤氏や、若手俳人の代表者である田中亜美氏も参加され、金子兜太文学を偲び、その醍醐味を共有する機会となりました。会場では金子兜太氏の書籍展示や揮毫額の掲示、茶席では兜太氏にちなんだ逸品を配置するなど、氏の面影に想いを馳せながら温かな独特の空間が感じられました。






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