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諏訪神社本殿の公開と彫刻の美 [建造物]

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11月10日(土)に、熊谷市上新田に所在する埼玉県指定文化財(有形文化財・建造物)「諏訪神社本殿」の特別公開を実施しました。里山ウォーキングの参加者を含めて約100名の来場がありました。妻沼聖天山本殿の国宝「歓喜院聖天堂」を手がけた石原吟八郎を中心とした彫刻師が、同じく高い技術を発揮した本殿彫刻であり、各所に配置された緻密な彫刻が特徴です。公開に合わせて調査報告会として「諏訪神社本殿と歓喜院聖天堂」を開催し、双方の共通点や、彫刻の主題となった物語などについて解説しました。普段は非公開となっている建造物であることから、遠方からの見学者もあり、熊谷の歴史や文化財を情報発信する機会となりました。また、毀損部分もあることから、今後の保存修理の必要性について意識の共有に繋がる公開になったように思えました。






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