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源宗寺本堂保存修理事業 進捗状況 [その他]

 本日1月20日は、1年で最も寒いといわれる二十四節季の「大寒」です。厳しい寒さのなか、市内平戸の源宗寺本堂の跡地では、埋蔵文化財の試掘調査が実施されました。
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 土器や石器などの遺物が出土したり、古墳や居住跡などの遺跡が土中に埋もれている土地のことを包蔵地といいます。源宗寺が所在するこの場所は、平戸遺跡という遺跡の包蔵地に該当しています。
 今回は、熊谷市指定有形文化財である2体の木彫大仏坐像(平戸の大ぼとけ)が、かつて本堂内で安置されていた場所の真下を含め、遺物の出てくる可能性が高いと思われる計3ヶ所で試掘調査を実施しました。
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ショベルカーを使い、少しずつ水平に地面を掘っていきます。
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江南文化財センターの担当職員が、カマやスコップを使って地層がきれいに見えるよう、丁寧に土を削っていきます。
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今回の調査では、源宗寺本堂建設当初のものと思われる礎石がいくつか出土しました。


 来月2月2日(火)には、地鎮式が行われます。源宗寺跡地にて、午前10時より開催予定です。



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