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元荒川ムサシトミヨ生息地での除草作業 [記念物]


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 11月2日、熊谷市久下の元荒川ムサシトミヨ生息地で水中の水草や葦などを刈り取る除草作業が実施されました。ムサシトミヨ保全推進協議会が主催し、埼玉県・熊谷市の関係機関などをはじめ地元自治会や小中学校関係者が出席しました。野原教育長をはじめ、江南文化財センターからは2名が参加しました。天然記念物区間の約400メートルの始原部から下流の一級河川部を2つのグループに分けて、下流から上流に上る方法で行いました。作業者は水中でも作業ができる胴長を着用し、水草を刈り取るほか、その草を水辺から取り上げるという分業作業で合計約800メートルほどの区間を終了させることができました。

 ムサシトミヨの生息に水草は必要ですが、葦やミクリ、オオカワジシャなどの水草が過剰に繁茂することは好ましいことではなく、水中に日光が至らず、水中環境にも悪影響を及ぼすことから、定期的な草刈・清掃が必須となります。水中はヘドロ含む土砂が厚く、移動にも難を要しました。本年度は生息数の調査を予定しており、こうした取り組みが功を奏することを願っているところです。



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