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源宗寺本堂保存修理事業 参考建築物視察 [建造物]

 昨日7月29日、源宗寺本堂保存修理委員会建築小委員会のメンバーで、参考建築物の視察のため、行田市白川戸にある西明寺に伺いました。
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 西明寺は、平成23年に現在の本堂に改築されました。現地では、ご住職様、寺院の建築委員を務められた島崎様にご案内いただき、大変貴重なお話をお伺いすることができました。
 ご住職様は、大学で電気工学を学ばれ、本堂の設計や施工管理までご自身でされたそうです。また、大震災に耐えた築300年、400年と続く寺院を実際に視察し、その建物の良い点を取り入れていったといいます。
 本堂は、流れ向拝を付けた大きな銅板葺きの方形屋根が迫力を感じさせる立派な外観です。本堂内部は天井が高く広々とした空間が広がり、緻密な欄間彫刻が目を引きます。
 普段は見ることのできないお堂の床下や内陣の裏側なども見学させていただきました。
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 ご住職様は、「昭和の時代になんとしても出来なかった永く耐久する本堂を造りたい」と五百年持たせる気構えで本堂を改築されたそうです。お話からは、設計から施工業者の選定まで、こだわりを持ってやられたご住職様の熱い想いと、それを支える島崎様はじめ檀家の皆様のご尽力の程と寺院に寄せる信頼の大きさがひしひしと伝わってきました。


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