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吉備文化財修復所による「平戸の大仏」調査 [仏像]

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熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の調査を行う吉備文化財修復所の研究チーム

今秋から保存修理工事が実施される予定の源宗寺本堂に安置されている熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の調査を、吉備文化財修復所(牧野隆夫代表、さいたま市北区)の研究グループによって実施されています。二体の仏像の細部にわたる調査を行いながら、今後の本堂保存修理の際に必要な仏像移動などの課題について検討を進めています。

吉備文化財修復所は昭和63年10月20日に、牧野隆夫氏代表として古典彫刻の修復・研究・制作およびそれらに関連する業務を手掛けています。牧野氏は『仏像再興  仏像修復をめぐる日々』などの著作を刊行し、地方の仏像修復を手掛けてきた「仏像の町医者」とも呼ばれています。また、平戸の大仏の本事業に際しては、彫刻文化財の保存を専門とする立正大学仏教学部の秋田貴廣教授もオブザーバーとして参加しています。

今回の事業では仏像を据え置きながら収蔵施設の改修が行われる手法を検討していることから、仏像の保存と合わせて建築設計が必要であることに鑑みて、かつて源宗寺本堂の調査を行った一級建築士・細川末廣氏をリーダーとする建築監理チームを立ち上げ、今回の調査に立ち会いました。


吉備文化財修復所ホームページ
http://www.kibibunn.info/index.html




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