試掘調査の200日から―1 [発掘調査]
平成29年度も終盤にかかってきたところですが、11月までに約60件の試掘調査を市内各所で行ってきました。 試掘調査はすべて開発起因を前提にしたもので、第1位は住宅建設が最多で、18か所から住居跡や土坑などの遺構と遺物が見つかっています。すべて現状保存・記録保存(発掘調査)をしています。
第2位は太陽光発電施設の建設で、遊休地や山林の場合が多く対象面積は住宅建設地の約20倍に達します。本来の里山は管理された植林地ですが、現在は管理があまり及ばない藪状態の林地の場合が多く、開発適地とされているようです。1980~90年代前半のゴルフ場、工業団地など大規模な山林開発により自然喪失の問題が高まった時代を知る者には、再び緑受難の時期が来ているように思えます。
冬の山・伐採片付け後
第2位は太陽光発電施設の建設で、遊休地や山林の場合が多く対象面積は住宅建設地の約20倍に達します。本来の里山は管理された植林地ですが、現在は管理があまり及ばない藪状態の林地の場合が多く、開発適地とされているようです。1980~90年代前半のゴルフ場、工業団地など大規模な山林開発により自然喪失の問題が高まった時代を知る者には、再び緑受難の時期が来ているように思えます。
冬の山・伐採片付け後
2017-12-25 09:17
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