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熊谷市指定有形文化財「千体地蔵」の公開 [普及事業]

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市指定有形文化財「千体地蔵」及び本尊(中央)の公開(2016年の様子)


2013年9月の竜巻で全壊した地蔵堂から「救出」された千体地蔵(市指定有形文化財)が修復を終え、昨年の2016年10月に一般公開されました。この公開は多くの反響を呼びました。そして昨年に引き続き、本年も一般公開を開催します。

日時 2017年10月23日(月)13:00〜19:00
ところ 浄安寺本堂(熊谷市御正新田248-1)


 千体地蔵は桐や杉材が多く、高さ10~25センチの像です。古いもので江戸中期につくられたことが推定されます。浄安寺での祈願を込めて多くの参拝者が奉納した仏像で、仏師による作品から奉納者の手製によるものなどがあり、当初は800~900体あったとされていますが、戦後の混乱期などを経て現在は約640体が奉納されています。熊谷市教育委員会は竜巻の後、被災した文化財を救出・保全する「文化財レスキュー活動」を実施し、全壊した地蔵堂の中から千体地蔵を回収しました。その後、専門学校である東洋美術学校によって調査及び保存管理が進められてきました。本年は公開前に虫害からの保存処理を講じました。会場では東洋美術学校によるこれまでの調査報告や今後の保存に向けての検討を含めたパネル展示を行う予定です。

問合せ 浄安寺 048-536-0920
    熊谷市立江南文化財センター 048-536-5062


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