諏訪木遺跡出土青磁2 [中世]
現在整理作業を進めている、昨年度調査した市内諏訪木遺跡より出土した青磁(鉢)の底部片を紹介します。
本資料は、中国の龍泉窯系青磁で、製作年代は13~14世紀と推測されます。見込み部には、印花文が施文されています。
高台内側は、施釉後、斜めに剥ぎとられています。
龍泉窯:中国浙江省竜泉県にある青磁を焼く窯群。宋代にはしっとりとした美しい碧緑の磁器として伝統を確立し、元明両代に至っても製作され続け、海外でも広く人気を集めた。この龍泉窯は、明代の朝廷が朝貢貿易を掌握するために、外国へ賞賜した重要な産物となり、アジアやアフリカ、ヨーロッパの遺跡や宮廷収蔵品の中に、龍泉磁器を見ることができ、各地がその模造を通して磁器産業を確立する原動力となった。
本資料は、中国の龍泉窯系青磁で、製作年代は13~14世紀と推測されます。見込み部には、印花文が施文されています。
高台内側は、施釉後、斜めに剥ぎとられています。
龍泉窯:中国浙江省竜泉県にある青磁を焼く窯群。宋代にはしっとりとした美しい碧緑の磁器として伝統を確立し、元明両代に至っても製作され続け、海外でも広く人気を集めた。この龍泉窯は、明代の朝廷が朝貢貿易を掌握するために、外国へ賞賜した重要な産物となり、アジアやアフリカ、ヨーロッパの遺跡や宮廷収蔵品の中に、龍泉磁器を見ることができ、各地がその模造を通して磁器産業を確立する原動力となった。
2016-11-18 06:57
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