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前中西遺跡出土瓶17 [瓶]

前中西遺跡出土ビンの紹介17回目。今回は「サッポロビール ヱビスビール」ビンです。
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高さ28.5cm、口径2.4cm、底径6.8cmを測ります。肩部に「SAPPORO BEER」「YEBISU BEER」、底部側面に正633mlとエンボスされています。

「サッポロビール」と「ヱビスビール」は、創業当時は別会社でしたが、明治39年(1906)に、大阪麦酒(アサヒビールの前身)、日本麦酒(恵比寿ビールを製造)、札幌麦酒(サッポロビールの前身)が合併して「日本麦酒株式会社」となりましたが、ヱビスブランドは継続されました。昭和18年(1943)にビールが配給制になり、名称が「麦酒」に統一されたことでヱビスブランドは消滅し、昭和24年(1949)に、過度経済力集中排除法の適用を受け、朝日麦酒(現アサヒグループホールディングス)と日本麦酒(現サッポロホールディングス)に分割されました。
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昭和46年(1971)に、戦後初の麦芽100%使用のラガー(熱処理)ビールとして復活しました。
ビンには、「サッポロビール」と「ヱビスビール」の2社の名前が記されていることから、昭和46年以降のものと推測されます。
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