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中世石造物調査 [中世]

本日、市史編さん事業に伴う、中世石造物調査を行いました。8名で、2班に分かれ、大里地域の冑山、箕輪、玉作、小八林等の地区の寺院、墓地、個人宅の調査を行いました。
↓は、熊谷市指定有形文化財建造物「根岸家長屋門」での調査風景です。
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↓は、個人宅で調査した板碑です。天正16年(1588)の年号が刻まれており、市内では最も新しい板碑と思われます。
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↓は、冑山地内に所在する祖霊社の墓地にある熊谷市指定記念物 史跡「寺門静軒の墓」です。円柱形の珍しい形をしています。
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寺門静軒(1796-1868):江戸小石川水戸藩邸内に生まれる。江戸時代の儒学者。江戸駿河台に克己塾を開いて子弟を教育し、著書である「江戸繁昌記」がベストセラーとなったが、風俗を乱すものとして江戸追放となり、各地を流転。奈良・四方寺の吉田家などに寄寓しながら、安政6年に妻沼・歓喜院に入り「両宜塾(りょうぎじゅく)」を開きました。その門弟には竹井澹如、石川弥一郎らがいます。鎌倉町・石上寺に寄寓後、晩年は親交深い根岸家に身を寄せ、邸内の三余堂で塾生を指導していました。

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