中世石造物調査 [中世]
本日、市史編さん事業に伴う中世石造物調査を行いました。午前中は、市内村岡、楊井地区の寺院・墓地を2班9名で行い、午後は、中世石造物部会の会議を行いました。
↓は、村岡地内の墓地で板碑の拓本をとっているところです。
2基の板碑が建てられていますが、前面のものは、六面幢です。六面幢は、6枚の緑泥片岩を六角形に組み合わせ、その上に笠石を載せる形態をとりますが、今回確認したものは、その中の1枚です。主尊には、観音一尊の梵字が刻まれ、その下には嘉慶二年(1388)の年号が刻まれています。市内での確認は初めてとなります。台石には、戦国期の宝篋印塔の部材が使われています。
↓は、村岡地内の墓地で板碑の拓本をとっているところです。
2基の板碑が建てられていますが、前面のものは、六面幢です。六面幢は、6枚の緑泥片岩を六角形に組み合わせ、その上に笠石を載せる形態をとりますが、今回確認したものは、その中の1枚です。主尊には、観音一尊の梵字が刻まれ、その下には嘉慶二年(1388)の年号が刻まれています。市内での確認は初めてとなります。台石には、戦国期の宝篋印塔の部材が使われています。
2014-07-20 17:37
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